台湾を知る

私が初めて台湾を訪れたのは、2011年2月でした。それまで台湾には旅行でも行ったことがなく、実施どんな所か下記の本以外では全くわかっていませんでした。

著者について賛否両論ありますが、ここに書いてある台湾関係者からの言葉については概ね実態通りで、台湾人の同僚と話す際には大変助かりました。そのため、日本人の知り合いには、まずは読んでみるように勧めております。

その次に、台湾における日本人の活躍も知人に勧めています。

少し前までは、台湾の歴史の教科書に掲載されていたようです。ダムの建設、台南・台中近辺の当時として世界最大規模の水路を建設し、多くの方の飢餓を救ったそうです。八田さん本人がやりたかったわけではなく、あくまで政府の指示で対応したとの見方をする方もいらっしゃいます。今も、八田さんの当時の家を再現した場所や銅像もあり、観光地となっております。

八田さんも出てくる映画があります。長編ですが、台湾で放映された当時何度も観にいった人もいたと聞きました。

昔は、台湾や大連の高校生たちも甲子園へ出場できました。その当時の台湾での野球部の頑張りが描かれています。

この3つで、旅行雑誌にない台湾のことを少し知ることができるのではないかと思います。次回は少し重い内容にも触れていきたいと思います。

台湾の日本食生活

台湾では、日本食レストランは豊富で、あまり困らないのですが、食材の関係でメニューに偏りがでます。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASND34J8MNCNUHBI02Y.html?iref=comtop_International_01

食品も311の余波で、手に入りにくいものもあります。

また、RCEPやTPPには、台湾は入りにくく、一部は、日本との租税条約があるものの、関税の壁も立ちはだかります。

お酒を飲む日本人は、日本酒と焼酎がかなり高い事に悩んでいるかもしれません。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/672215

そういえば、近いからか沖縄料理も多いですね。日本食居酒屋のビールはだいたいオリオンビール(アサヒ)です。

ハンドキャリー輸入や帰国したときにいろいろ調達する人が多い感じです。

台湾のITレベル

新型コロナウィルス蔓延で、台湾がいち早く対応を行ったことが、話題となりました。特に、オードリー・タンさんが注目を浴びていた気がします。

そんな、オードリーさんは、結構日本のメディアにも登場するようになってます。

https://sakumaga.sakura.ad.jp/entry/2020/10/21/120000?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=20201111

ぜ記は、IT経験者には興味深い内容になっています。

全般的に技術者への期待も高く、最近では、こんな記事も出ています。

https://www.nna.jp/news/show/2124998

私自身、何人かのエンジニアと仕事をした事がありますが、プロジェクトマネジメントには、マイルドさはありますが、技術面の会話で問題になることは少なく、とてもスムーズに仕事をできました。

台湾でIT会社を、という夢も持ってしまいます。IT関連で、中国インドのオフショアでお疲れの方は、台湾も考慮に入れてみては、いかがでしょうか。

台湾生活 – 第3回 高雄の海鮮名店 七美(qi mei)

台湾の南の大都市高雄には、年に四五回訪れていました。日本人駐在員が少ない街なので、たまに訪れると熱い歓迎を受けます。

このお店は、港に近いところに位置し、海鮮をその場で料理するタイプのお店です。特にこのお店のウニチャーハンは、絶品です。

お店は、4名からしか予約ができなかったと思います。お店の人は片言の日本語ができるのと、日本人に慣れているので、日本語で押通せば注文できると思います。

台湾に移住したばかりの方、駐在が決まった方は、是非訪れてみてください。

No. 75, Haibian Road, Lingya District, Kaohsiung City, 台湾 802

台湾生活 – 第2回 カタカナの難易度は高い(食事中の方は読まないでください)

台湾で仕事などを日本語でやっていると難題にぶつかります。それは、カタカナなんです。

  1. 仕事での日本語利用

台湾の方々は日本語が堪能な人が多いのですが、同じく英語も話せる人も多いのです。そうすると、日本人が使う英語のカタカナ表記が通じない事があります。

Gatewayは、ゲートウェイなんて書きますが、ある台湾の人は、ゲットウェの方がまだわかると言ってました。そのため、私は仕事ではカタカナをできるだけ使わないようにしておりました。

2. 生活では

台湾の日本食店は台湾人経営のお店も多いのですが、日本語がそこまで上手ではない方もいます。

外出時後にランチを取ろうと、台北市の林森北路を歩いていると、

ウンチ NTD150

これは、何のお店でしょうか。NTDは、ニュー台湾ドルの略で、日本円で500円くらいでしょうか。随分高いウンチです。

お気づきの通り、ランチをウンチと書いてしまったようです。日本語を知らない店員が、店長あたりがメールで送った文字を看板に書く際に間違えたのでしょう。

こうした日常から、言語の難しさを痛感し、お互いの理解を深めていく楽しさ発見できます。

台湾生活 – 第1回 九份(きゅうふん)

台湾に5年半住んでいた私が、台湾をあまり知らない人に台湾生活・旅行を勧めるための記事です。

九份 – 2014

台湾でもしかしたら一番有名なところではないでしょうか。私は、旅行できた友人や出張者を連れて年に3回は訪れていました。

旅行雑誌では、混雑した有名なお茶屋さんを紹介してくれますが、私は別の場所をよく使っていました。この写真を撮った後ろ側にあるお店です。

お茶屋さんの3階からの風景

秋から冬は寒いですが、夕方には綺麗な景色を見ることができます。

あと、意外に知られていませんが、このあたりは雨が降っている日の方が多く1年の9割ほどが雨のです。そのため、天候に恵まれるかどうかも、観光には重要な要素です。

台湾の法改正

https://www.tokyo-np.co.jp/article/32093?rct=world

私が台湾に住んでいた際、末長く仲の良い夫婦が多いなぁ、と感じておりました。

ある台湾人が冗談まじりに、「みんなこっそり浮気しているから逆に夫婦仲を保てている。けど姦通罪があるから行き過ぎると面倒だよ」と言ってる方がいました。そんな姦通罪が廃止されてしまったようです。コロナ流行が落ち着いたら、その方に意見を聞いてみたいところです。