FOMCの政策は現状維持との声明。ただ、経済回復のスピードは、鈍化しているとの見方のようでした。この声明によるドル円の動きはあまりなく、昨日の夕方からのドル高トレンドを引きずる形になっています。米国債の金利は低下傾向、この流れでドル高になったのは、投資先の外国のリスクを踏まえて、ドルに戻した動きからと考えられます。欧州株式等による一過性なものと考えます。
ストップロスは、円安方向のみ、円高方向は103.10付近まで大きな取引は無さそうです。
株式先物は、大幅なマイナス。リスクと利確を踏まえた売りに押されています。
経済指標は、22:30米国GDPと失業保険申請数、0:00米国新規住宅関連の発表がある程度です。
全般的に欧州のロックダウンの状況が欧州株式に影響し、それが米ドルに影響という流れです。アジア時間は、ドル安に触れやすいと思いますが、大きくは動かないと考えられます。僅かなドル売りが出ることを想定して取引していきたいと思います。