先程Reutersの記事で下記を見つけました。
https://jp.reuters.com/article/yen-currency-idJPKBN2850W0
通貨の供給量はコロナ対策で米国が過剰に出したこともあり、単純比だと、百円未満の円高になる計算らしいのです。それでも現状104円をキープできているのは、円を売って海外に投資している人がいるからだと考えています。リスクオフでは、海外投資をやめて日本円に戻すことで円高になるという見方です。
仮に他の安全通貨が出た場合どうなるか? 1. 円から、安全通貨を購入。2. 安全通貨から、新興国などに投資。3. リスクオフ時には安全通貨に戻し、円には戻さない。 という流れでしょうか。この流れの場合、1の部分でたしかに円安になりそうです。
安全通貨が出た場合に円安になる懸念はわかりましたが、本当に他の安全通貨は、出るのか?
記事では人民元が挙がってましたが、まだまだ難しいのではないでしょうか。中国が世界的な信任を得るには、まだ攻略しないといけない国もあります。なかなか安全通貨の候補は見つかりません。
わたしの見方として、そう簡単に安全通貨は、登場せず、円高ドル安の流れは、引き続き続くものと思います。安全通貨の登場よりも、魅力的な投資先が登場し、そこにお金が集中し、円安になる未来の方がまだ想像しやすいです。
引き続き、円は将来の安全通貨ではないでしょうか。